アポクリン腺とエクリン線の違いについて詳しく解説!

 

汗を分泌する汗腺には、アポクリン腺とエクリン腺の2種類があります。
このうち、ワキガの原因となるのは「アポクリン腺」です。

 

ここでは、アポクリン腺とエクリン腺の違いについて詳しく紹介していきます。

 

アポクリン腺とは?

 

アポクリン腺は、「わきの下」「耳の裏」「乳首周り」に存在しています。
そもそも、汗は体温調節を行うために分泌されていますが、アポクリン腺から分泌される汗は全く違う役割を持っています。

 

それは、「フェロモン」を分泌するという役割です。
本来は異性を惹きつけたり、仲間を見分けるために必要な機能だったのですが、人間の進化の過程でアポクリン腺は少なくなってきました。

 

そのため、今あるアポクリン腺は人間が進化するまえの名残とも言われています。
特徴として、アポクリン腺から出る汗は、乳白色〜黄色といわれ、粘りがあります。

 

さらに、アポクリン汗腺は生まれたばかりの赤ちゃんの頃は未発達で、二次性徴を迎える頃になると大きく成長してきます。
汗自体に臭いはついていませんが、皮膚に存在する常在菌と混ざり合うことで、臭いを発するようです。

 

この臭いが強い場合に「わきが」になってしまうのです。

 

わきがの原因はアポクリン腺から出る汗!それって何で!?

 

エクリン腺とは?

 

エクリン腺は、全身に存在し、体温調節を行うために汗を分泌させる場所です。
さらに、エクリン腺から分泌される汗の成分のほとんどが水なのでサラサラしているのが特徴です。

 

その他、1%未満のナトリウムや尿素などが含まれています。

 

そのため、エクリン腺から出る汗は、無色透明でほとんど臭いがないのが特徴です。
ただ、尿素やアンモニアが含まれているので、大量の汗をかくと独特の汗の臭いを発生させます。

 

さらに、エクリン腺から分泌される汗は発汗の方法によって3つのタイプに分けられます。

 

温熱性発汗

 

これは、暑い時や運動をした後などに出る汗のことです。本来の汗の役割通り、体温をさげて身体の体温を37℃前後に保つために分泌されます。

 

精神性発汗

 

緊張したときや動揺した時に汗が出た、という経験をしたことがある人もいると思いますが、これは精神的な影響を受けて出る汗のことです。特に、手の平、足の裏、わきの下に汗をかきます。

 

味覚性発汗

 

カレーやラーメンを食べると汗をかくことがありますが、このような場合のものを味覚性発汗とよびます。鼻の下や額、首などに大量の汗をかくのが特徴です。